クレイ洗顔は見かけますが、泥炭洗顔ってなにかな?
クレイ洗顔との違いは?
そんな泥炭洗顔は何がすんごいの〜かをお伝えしたいと思います。
泥炭とは?
泥炭とは植物が分解されず積み重なった土の事なんです。
寒い地方では植物は分解されにくいので、このような土が出来上がるんですね。
なるほど。
これらは水分を多く含んでいる為、とても柔らかく崩れやすい特徴があります。
また炭素を多く含んでいる為、燃えやすいという特徴もあるみたいですね。
ん〜、全くお肌とは無関係な話。
では洗顔によく使用されるクレイとの違いはなんなのでしょうか。
クレイと泥炭の違いとメリット
クレイは天然鉱物で、風化などを繰り返し何層にも重なった粘土層です。
天然クレイにはミネラルを豊富に含んでいるのが特徴です。
またマイナスイオンを帯びていますので、プラスに帯電しているものに反応しやすくなっています。
このプラスに帯電している一つにお肌の汚れがありますね。
その為、お肌に残っている汚れを吸着しやすいのは、このマイナスイオンにあるんですね。
では泥炭ピートウォッシュではどうなのでしょうか。
泥炭も同じくミネラルを多く含んでいます。
ミネラルはお肌を作る為に欠かせないものなので、身体の内側から取り入れるのも効果的ですよ。
ミネラルが含まれているだけでなく、泥炭にしかない
- フルボ酸
- フミン酸
も見逃せないですね。
フルボ酸は抗酸化作用やデトックス効果も期待できます。
紫外線でダメージを受けたお肌のターンオーバーを助けてくれそうです。
またデトックス効果もあるので、洗顔料の時には週に1回から2回のパックがおすすめ。
フミン酸は抗菌作用もあり、弱酸性の成分でお肌への刺激が少ないのが特徴。
それだけではなく、保湿作用もあると言うから驚きの連続です。
また泥炭は植物繊維が海面状になっている事で、汚れを絡め取りやすくなっているそうです。
泥炭は特殊な繊維構造と、このフルボ酸とフミン酸の作用により、お肌の汚れや古い角質を絡め取ってターンオーバーのサポートをしてくれる訳ですね。
クレイ洗顔のメリットとしてお肌の汚れを吸着してくれる、さらに微粒子によりスクラブのような効果が期待出来ます。
それにより古い角質も取り除いてくれるのでしょう。
泥炭洗顔料のメリットはフルボ酸やフミン酸により汚れを吸着してくれるのは同じようです。
違いは海面状構造により古い角質や汚れを絡め取ってくれる点で、泥炭洗顔料の方がお肌に優しそうです。
うん。なんか良さそう。
泥炭の良さを活かしたピートウォッシュ
泥炭の良さを活かした洗顔料がピートウォッシュです。
泥炭の成分はそのままに、さらにアミノ酸系の洗顔料にする事でお肌の事を考えられて作られていますね。
洗顔時にお肌への負担が少なくなるように、
- 生プロテオグリカン
- 生コラーゲン
- プラセンタエキス
なども配合されています。
保湿成分は洗顔時に洗い流されてしまいますが、お肌のクッションにもなってくれて負担は少なくなりそうですよ。
乾燥しやすいお肌にもおすすめできますね。
(全ての方に合う訳ではありません)
泡立ちが少ないのでは?
いやいや、全くそんな事はありません。
しっかり泡立ちやすいように工夫がされていますので、水分を少量含ませながらクシュクシュすると濃密な泡が出来上がります。
泡立てネットも付属していますので、活用すると早めに泡が立てられます。
ピートウォッシュは2通りの使い方が出来ます。
一つは通常の洗顔。
もう一つはパック洗顔。
通常の洗顔はもちろんですが、パック洗顔は週に一回から二回行うスペシャルケア。
年齢を重ねたお肌はゴワつきを感じやすくなります。
このパック洗顔をする事で、洗顔では落としきれない古い角質に更にアプローチ出来ます。
このスペシャルケアをした後のお肌はツルツルになっているのが実感できると思います。
ただパック洗顔はお肌が乾燥しやすい時や刺激を感じやすい時にはおすすめ出来ません。
肌の状態に合わせて行ってみましょうね。
ピートウォッシュは開発者の方々も試作から開発まで、何度も試行錯誤して作られた洗顔料です。
ここに泥炭に対する情熱が伝わってきますよね。
ワンランク上の洗顔料にはランクインしそうですね。
一本でどのくらい使える?
ピートウォッシュは一本で120g入っています。
その為、毎日の洗顔で約1ヶ月から1ヶ月半くらい使用出来ます。
(夜のみの洗顔)
前日の夜に洗顔料を使用し、朝も洗顔するには少し過剰になってしまいそうですが、朝夜の洗顔ならば約半月くらいになりそうです。
使用期限は約3ヶ月くらいには使いきった方が良さそうです。
これは天然成分を多く含んでいる為、長くは保存しておけないみたいですね。
角栓は取り除ける?
角栓はなかなか頑固。
黒ずみや毛穴の開きもこの角栓が原因の場合があります。
これを取り除けるのかと言うと
角栓にはあまり効果がないかもしれません。
角栓に作用するのはご存知の方も多いと思いますが、酵素洗顔があります。
酵素洗顔は角栓に作用する成分のパパインやリパーゼなどが配合されています。
しかしこの酵素洗顔でも角栓を取り除くのは難しいんです。
泥炭洗顔はこれらが配合されていませんので、角栓には作用しにくいと考える方が正しいですね。
でも角栓に作用する成分が配合されているから良い訳ではありません。
酵素洗顔等は洗浄力が強くなる為、乾燥しやすいお肌には使う事はおすすめしません。
角栓に作用しないなら使う意味がない?
そんな事はありませんよ。
泥炭洗顔料は通常の洗顔料よりもお肌の汚れ(皮脂汚れや毛穴に溜まった古い角質)の洗浄力に優れています。
これは言わば角栓の元になるもの、黒ずみ汚れになる元を洗い流すチカラがあると言う事です。
泥炭洗顔で毎日の丁寧なスキンケアはこうした汚れが溜まるのを予防するという事にもなりますよ。
デメリットもあるよ。
泥炭洗顔にもデメリットがあるんです。
それは
メイクが落とせない事です。
メイクって毎日するもの?ですから、洗顔料で落とせれば手軽になりますね。
でも泥炭洗顔料には油分であるメイクを落とす事は出来ないのです。
理由は泥炭洗顔料に油分が含まれていない為です。
油分には油分で落とす必要があります。
あらかじめクレンジングは必須になるのがデメリットでしょうか。
しかしメイクにも洗顔で落とせるミネラル系があります。
水分などには弱いですが、肌への負担も少なく洗顔料で落とせますので気になる方は使ってみると良いですよ。
ミネラル系メイクはエトヴォスやナチュラグラッセなどがあります。
泥炭洗顔は炭とかクレイ洗顔と間違えやすい
様々な泥炭洗顔ピートウォッシュのメリットをお伝えしました。
しかし泥炭洗顔料となっていても、泥炭ではなく
「炭」や「クレイ」洗顔料があります。
この辺はちょっと間違えやすいところです。
成分表にはしっかりと「泥炭」と表記されているものを選ぶようにして下さい。
泥炭は寒い地方でしか作られません。
なので北海道などの北で作られている洗顔料が本物の泥炭を含んでいます。
参考までに。
ではまたね〜。