家庭用脱毛器の種類は様々ですが、使用する際にお肌を冷やした方が良いというのを見かけると思います。
照射する時に冷却は必要なのかをここではお伝えしていきますので、ご参考下さい。
また冷却しなかった場合のデメリットなども記載していますので、ご自身に合った脱毛方法を見つけて頂ければと思います。
脱毛をする時に冷やす場合があります。
これは皆さんが思っている通り、照射した時の痛みの緩和作用があります。
また脱毛は熱をムダ毛に蓄積させますが、同時に皮膚にも熱が蓄積されます。
お肌の弱い方はこの熱により赤くなってしまう方もいます。
軽い火傷のような状態です。
この為、肌トラブルを抑制する為に照射前や照射に冷却する場合があります。
家庭用脱毛器は出力の調整が殆どの機種が可能です。
出力を強くすれば痛みが強くなりますが、抑毛効果が早めに期待出来ますし、出力を弱くすれば痛みや肌トラブルは起こりにくくなりますが、抑毛効果は遅くなります。
しかし冷却した場合でも皮膚が赤くなる方もいらっしゃいますので、完全に皮膚トラブルを防ぐ訳ではありません。
照射前に冷却をすれば痛みの緩和作用があり、照射後に冷却をすれば肌トラブルを抑制する作用が期待出来ます。
家庭用脱毛器を使用する際に必ずしも冷却をしなければならない訳ではありません。
家庭で使用する脱毛器にはエステや医療脱毛器よりも出力が抑えられている為です。
ですが、エステやサロンで永久脱毛が出来ないのは脱毛機器は大きくても出力を抑えている為です。
永久脱毛は医療機関でしか行えないのです。
サロンで使用される冷却剤はご存知の方も多いと思います。
そうです、お肌を熱から守る為ですよね。
単純に光脱毛器から発せられる熱によって痛みの緩和が目的です。
脱毛をする時には光エネルギーはメラニンに吸収されると熱エネルギーに変わります。
この時に「チクッ」とした痛みを感じるんですね。
その熱によりお肌が痒くなる方も居れば、赤くなってしまう方もいます。
これは人それぞれ肌質が違うからです。
また冷却ジェルには保湿剤が含まれるのもあります。
これは照射部でお肌を滑らせながらトリートメントを行いますが、この時にお肌への摩擦を軽減させる目的もあります。
このように冷却剤を使用しても完全に防げる訳ではありませんが、痛みやお肌への負担を緩和出来るのは間違いありません。
ただ、冷却剤を使用するのはれそれだけの理由ではありません。
サロンで使用される冷却剤はほぼ水分。
この冷却剤(水溶性ジェル)により脱毛器の光が広がり、ムラなくムダ毛に照射させるのが目的です。
なので、脱毛をする時に冷却剤を使用するというのはメリットの方が多くなります。
サロンで冷却剤を使用する時のデメリットは、寒くなる事と料金が高くなるくらいです。
しかし、自身でお手入れするのが不安であったり、継続して脱毛処理するのが面倒な場合にはエステ脱毛で相談をしてもるのも良いでしょう。
冷却機能とはどんな機能?
冷却機能は照射する部分に冷却する機能が付いています。
それにより照射周りのお肌を冷やして痛みを軽減してくれる機能になっています。
とても優れた機能ですよね。
機種によっては冷やせるのは照射周りのお肌のみ。
これってよく考えてみると、照射部分は冷やされてないという事です。
なので家庭用脱毛器に搭載されている冷却機能は痛みの軽減は期待できますが、照射部分の冷却まではしてくれない事になります。
これって冷却剤を使用する方が冷却効果は高いと言う事でもありますね。
冷却剤なら当てた部分を冷やすことが出来ます。
だったら冷却機能付き家庭用脱毛器なんて意味無い?
いえ、そうでもありません。
冷却機能は照射周りを冷やすとお伝えしましたが、家庭用脱毛器の冷却機能の中には照射部分から冷やしてくれる物もあるんですね。
簡単にお伝えすると、家庭用脱毛器冷却機能付きには2種類あります。
-
照射部分周りを冷やす脱毛器
-
照射部分とその周りを冷やす脱毛器
があります。
なので、効率よく冷却をしたい場合には照射部分と照射周りを冷やす家庭用脱毛器を選ぶ事が良いですよ。
冷却剤を使用するよりは冷却機能付きの方が手間はかなり省けます。
冷却剤を使用するのが面倒な方は、是非参考になさってみてくださいね。
脱毛器
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美肌機能
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冷却機能
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ケノン
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カート
リッジ
別売
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公式
サイト
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デンタル
ラバー
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脱毛LV
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有り
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有り
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楽天
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ミュゼ
SSC
エピフォト
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有り
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有り
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公式
サイト
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LAVIE
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別売
(付属の場合有り)
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無し
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公式
サイト
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シーズラボ
フォトEPC
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有り
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無し
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公式
サイト
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アイスレディ
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無し
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有り
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楽天市場
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Sarlisi
(サーリシ)
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有り
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有り
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楽天市場
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家庭用脱毛器で冷却機能付きはこのようになっています。
家庭用脱毛器は選ぶ目安として照射回数が有ります。照射回数が終了すると使用できなくなる物もありますので、覚えておいても良いと思います。
照射回数が終了してもヘッドが交換できるカートリッジ式もありますので、出来るだけ長くコストも抑えて使用したい方はそちらを選ぶと良いですね。
脱毛器
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照射回数
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カートリッジ
別売
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[PR
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ケノン
(スーパープレミアム
カートリッジ)
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300万発
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有り
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公式
サイト
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デンタル
ラバー
コラーゲン
脱毛LV
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100万発
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無し
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楽天
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ミュゼ
SSCエピフォト
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30万発
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無し
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公式
サイト
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LAVIE
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10万発
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有り
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公式
サイト
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シーズラボ
フォトEPC
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30万発
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無し
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公式
サイト
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ダンディ
ハウス
(男性向け)
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80万発
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無し
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公式
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アイスレディ
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30万発
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無し
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楽天
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Sarlisi
(サーリシ)
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60万発
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無し
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楽天
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まず冷却機能付き脱毛器ではなく、冷却剤を使用するのはどうでしょうか。
保冷剤は冷凍庫でよく冷やしている物で、クーラーボックスなどに使用するものでよく知られています。
家庭用脱毛器では保冷剤を使用するので、エステで使用するジェルのように光を分散させるような効果は期待できません。
もちろんサロンで使用される水溶性のジェルを使用しても良いのですが、後処理も面倒になったりコストが高くなってしまいます。
冷却する一番の理由としてはお肌の負担を軽減する事です。
ジェルでなくとも良い訳なんです。
では家庭用脱毛器で冷却剤の使用を推奨している物があるのは何故でしょうか。
これは家庭用脱毛器により照射する強さが変わってきますので、照射力のある機器ほど冷却剤の使用が推奨されます。
照射力の目安に強さを表すJ(ジュール)がありますが、これは照射面積によっても変わります。
家庭用脱毛器はクリニックで使用されるレーザー脱毛程の照射力はありませんが、お肌への負担が高くなると予想される為に冷却剤の使用が推奨されます。
それでもサロンのように冷却ジェルを使用してお肌への負担を軽減したい時にはネット販売も有ります。
私個人的な考えですが、家庭用脱毛器で冷却剤不要のものでも使用した方が良いと考えます。
なぜなら、家庭用脱毛器の照射力が弱くても熱を与えて毛を抜くという事に変わりは無いからです。
本来、人が持っている部分に熱を与えるのですからお肌への負担は少なからず掛かるからです。
この熱エネルギーはお肌に含まれる水分や血液にも多少なりとも吸収されます。
なので、面倒でも冷却する方が負担が軽減されると思いますよ。
どうしても冷却剤を使用するのが面倒な方は冷却機能付き家庭用脱毛器を使用すると手間も省けるのでおすすめです。
家庭用脱毛器は出力が抑えられているので、個人でも幅広い部位に使用が出来ます。
しかしながら、皮膚が弱い部位は赤みが出る事もあります。
冷却機能付き脱毛器は、照射部分の周りを冷やして痛みの緩和が期待出来ます。
照射部分の周りが冷やされるので、トリートメントするムダ毛の部分は冷やされません。
これにより脱毛する部分は冷やされない為、通常に使用するのと変わりません。
しかし冷却機能があっても肌トラブルが無い訳ではないんですね。
なぜそうなのか。
冷却機能付きは照射部分の周りを冷やしてくれます。
その為、照射部分は冷やされてはいません。
その部分だけが冷やされないので、部分的に照射する場合はお肌が冷やされていない可能性があります。
使い方としては、クーリング部分で冷やしてから照射していきます。
さらにスライドしながら照射するようにしていきます。
スライドする事で、冷却部分により冷やされた皮膚を効率良く照射トリートメントが出来ます。
必ず必要ではありませんが、冷却機能付きであればメリットが多い事は知っておいて良いかもしれません。
冷却する理由として、皮膚の火傷や痛みの緩和する事です。
しかし家庭用脱毛器は冷却機能が付いてないものがあります。
これは家庭用脱毛器が出力を抑えられている、さらに面倒な手間を省く為に冷却剤は必要無いと考えられます。
例えば冷却ジェルを使用する場合、照射部分に付いたジェルを拭き取らなくてはなりません。
家庭で使用する場合にはエステのようにスタッフが行ってくれる訳ではありません。
出来るだけ手間は省きたいですよね。
しかし冷却ジェルを使用する事が悪い訳ではありません。
必要に応じて冷却ジェルを使用しても大丈夫ですが、ジェルを使用するなら冷却剤(保冷剤)を使用する方が拭き取る手間は省けます。
出力が抑えられた家庭用脱毛器でも冷却剤を使用する事は、お肌への負担を減らす一つの方法です。
さらにその手間を省いたのが冷却機能付き家庭用脱毛器です。
顔に使用出来るのは目の周りより下、首を除いた部分です。
冷却機能付きだから顔に使用しても全く痛くないのかという事ですが、多少の痛みがある場合もあります。
もちろん照射レベルは低く設定をして使用すると思いますので、低い場合は冷却機能付きならほとんど痛みは和らげる事が出来るでしょう。
しかし男性の髭は太いので、冷却機能付き脱毛器でも痛みを完全になくすのは難しくなってきますね。
顔の皮膚は薄いので、多少の痛みはあると思って照射した方が良いです。
ですが女性の場合は顔のほとんどが産毛です。
産毛には効果が無いので、口周りの髭が気になるようなら顔の脱毛として使用しても良いですね。
この他、小鼻に黒い毛が生えている事もあります。
顔脱毛のメリットは小さな産毛が抜ける事で、毛穴を小さく見せる効果が期待できます。
また人により美容器として使用する方が多い印象です。
家庭用脱毛器でも光美容器搭載型もありますので、そちらを選んでみると良いですよ。
髭は濃くて太いので効果が無いとおもわれがちですが、少なからず生えるスピードを遅くは出来ます。
では冷却機能付きであれば顔に使用しても痛みはないのでしょうか。
冷却機能付きでも痛みは感じる場合があります。
顔の皮膚は薄いので、痛みは照射レベル1でまも痛みを感じる事もあります。
ですが冷却機能があれば、無い家庭用脱毛器よりも肌への負担は少なくなるのは間違いありません。
ちょっと不安に思うのが、家庭用脱毛器で冷却機能があると効果が弱まるのでは?と言う事も聞きます。
これは本当に効果が弱まるのでしょうか。
冷却機能付きでは脱毛効果が弱まる場合があります。
しかしこれは脱毛器使用後に冷やし過ぎた場合、効果が弱まる可能性があると言う事です。
脱毛器は熱を与えて、毛が熱を持った状態で光を当ててダメージを与えています。
照射前に冷やし過ぎ(約10秒以上)なのは毛が熱を持ちにくくなるのではないかと考えられます。
通常クリニックでは冷却する時に冷却ガスなどで冷やしてくれます。
しかし冷やすのはほんの数秒です。
これは皮膚を一瞬冷やすくらいで、長く冷やす事はありません。
家庭用脱毛器でも同じように冷却機能付きであれば照射前に長く当てるのではなく、3〜5秒くらいで良いと思います。
しかしそれでも痛みがあるのであれば、もう少し長く冷やして自身にあった照射レベルにすると良いでしょう。
いくら効果が弱まるとは言え、家庭用脱毛器は毛乳頭にダメージを与える事は出来ません。
なので毛の生えるスピードを遅くする効果が弱まり照射回数が増える為、処理をする頻度が多くなる場合があります。
また照射後のクーリングも長い時間冷やすと、せっかく熱を持った毛も冷やしてしまいますので、一部分を1分以上は冷やさないようにしましょう。
通常は冷却剤でお肌を冷やしてから家庭用脱毛器で照射をします。
冷却ジェルを使用する場合も必ず照射前に塗っておきます。
冷却ジェルは部位毎に塗ってから、照射をしていくと良いです。
例えば、腕と足のトリートメントをしたい場合は左腕にまずは塗って照射。
左腕のトリートメントが終わったら、次は右腕というように塗っていきましょう。
最初からトリートメントしたい部位全部に冷却ジェルを塗ってしまうと、ジェルが乾いたりしますので効果が薄れてしてしまいます。
その為、部分毎に塗って照射が望ましいんです。
冷却剤の場合も同様で、部位毎に当ててから照射しますが、照射をする前に冷却剤をお肌に当てていきます。
1.照射部位に冷却剤を当てる
2.照射する
3.部位をズラして冷却剤を当てる
4.照射する
このように照射する前にお肌を冷却して、照射が終わったら次の部分に冷却剤を当てて照射を繰り返していきます。
冷却剤を当てる時間は3〜5秒程度。
冷却剤はタオルに包んでも直接当てても良いですが、直接当てる場合は火傷する可能性があるので長い時間お肌に当てないようにしましょう。