ここではお家で出来るピーリングを想定して記事を作成しています。
古い角質を取り除き、肌の新陳代謝を促すピーリング。
肌のターンオーバー(新陳代謝)は年齢を重ねる度に遅くなっていきます。また、寝不足やストレスなどにより乱れる事もありますよ。
新陳代謝が悪くなれば、古い角質は剥がれ落ちずに溜まっていきますし、シミやクスミの原因にもなります。
ターンオーバーを促進する事で年齢と共に増えてくるお肌のごわつきなどを解消して、肌を整える作用が期待出来ます。
また、通常の洗顔では落ちにくい古い角質を取り除く事で化粧水や美容液が角質へ浸透(浸透は角質層まで)するのを助けてくれます。
古い角質が剥がれ落ちれば、化粧水などの角質への浸透が良くなる他、お肌が明るくなるなどの作用が期待されています。
新しい角質は透明感を感じさせるので、お肌をキレイに見せる作用が期待出来ます。
製品により変わる場合もありますが、殆どのピーリングは
-
クレンジング
-
洗顔
-
ピーリング
-
化粧水
-
美容液
の順番で行います。中にはピーリング後に洗顔する製品もあります。
販売されているピーリング剤は、エステなどで行うケミカルピーリングとは違い、効果は弱くなります。
効果が弱いからと言って、毎日や2〜3日おきに行うと肌を痛める可能性があります。
人によりお肌の生まれ変わりは違いますので、お肌がごわついたり化粧品の浸透(角質層まで)が悪いと感じた時に使用するようにします。
頻繁に使用しても角質層は新しくなりません。
これは角質層が出来てから剥がれ落ちるまでは約14日間と言われています。
新しい角質層はしっかりと潤いを保って、お肌を守っています。
これを無理に取ろうとすれば、お肌をキレイにするどころか未熟な角質を作ってしまう原因にもなるんです。
なのでピーリングを行うのは何日ごとにという事ではなく、本当にごわつきがあり化粧品の浸透が悪いのかを見極めて使う必要があります。
使用する年齢はターンオーバーの乱れる30代中〜後半ぐらいがおすすめです。若い頃は使用する必要はありません。
乾燥肌は過度なクレンジングなどによりバリア機能を失い、潤い成分が外へ出てしまっている状態です。
これにより肌が過敏に反応してしまう事を一般的に敏感肌と呼んでいます。
ピーリングは剥がれ落ちずに残っている古い角質を落とす為には効果的です。
ゴワつきも同じ乾燥からくるものですが、これは古い角質によるカサカサの状態でありバリア機能が失われている訳ではありません。
しかし、乾燥敏感肌はバリア機能が失われていますので無理にピーリングを行うとお肌に負担が掛かってしまいます。
乾燥敏感肌の時にピーリングはおすすめしませんし、まずは保湿する事を心掛けてバリア機能の改善を目指してみましょう。
保湿をするのであればヒト型セラミド配合の化粧水や美容液がおすすめです。
出来ればヒトセラミド3(NP)か、6(AP)が配合されているものが良いでしょう。(まれに合わない方もいらっしゃいます)
これは年齢と共に減っていくので、潤いを保つには肌から補給して、乾燥している肌を助けてくれる作用が期待できます(全ての方に効果がある訳ではありません)。
ゴワつきを感じ、化粧水や美容液などの角質層への浸透が悪い時はピーリングを正しいやり方、肌状態に気をつけて行ってみましょう。
販売されているピーリングの種類はジェルタイプ、石鹸タイプがなどがあります。
ジェルタイプはポリマー粒子などで古い角質を取り除くものが多いです。効果は強い方なので毎日の使用や擦り過ぎなどは敏感肌や肌荒れを招きます。
フォームタイプや石鹸タイプはポリマーの出るジェルタイプと比べ、肌に優しく低刺激で乾燥肌や敏感肌の方にも使用できます(全ての方に刺激が無い訳ではありません)。
ちなみに石鹸タイプはアルカリ性なので、角質を軟化させる性質があります。
剥がれ落ちそうになっている角質は、石鹸洗顔でもある程度は落とす作用はあります。
薄くなった角層は刺激を受けやすい状態にあります。
また、日光をすぐに浴びるとシミになる可能性は高くなります。
ピーリングを行なった後はすぐに化粧水、美容液でケアをします。
外出される場合はUV対策が必要になります。UV下地、美白化粧水や美白美容液が有効です。
アフターケアを怠るとせっかく綺麗になった肌が台無しになってしまいます。
ピーリング後は肌がデリケートな状態という事は覚えておきましょう。
簡単に言うと日中は行わない方がいいです。
ピーリングを行う際にはしっかりと肌の状態を確認してから正しい方法で行いましょう。
また、本格的に行う場合はクリニックに相談してみるのも一つの方法です。
次の方におすすめ
-
お肌が乾燥してゴワゴワする
-
化粧品の浸透が悪い
-
30代から40代の年齢を重ねた方
しかし次に当てはまる方にはおすすめしません。
-
乾燥敏感肌(刺激がある方)
-
月経前
-
妊娠中
上記の方はピーリングを控えましょう。
私は擦り過ぎてピリピリした経験があります。
古い角質は剥がれ落ちずに残っている垢です。垢ならば洗顔で落とす事も可能です。
ピーリング剤はポロポロ落ちるのが魅力です。これはポリマー剤で、古い角質を取り除くように作られています。
中にはポリマー剤ではなく古い角質に反応するピーリング剤もあるようです。
ここでの浸透は角質層までの意味となります。
美容液などがお肌に浸透しにくいのは古い角質が重なり厚くなる角質肥厚や乾燥により角質が乱れる、角質が柔軟性を失うなどの場合に浸透が悪くなる事があります。
ピーリングは古い角質を取り除くのに有効な方法ですが、もしも本格的に行いたい場合にはクリニックなどへ相談するのも一つの方法です。
角質の柔軟性を高めて浸透を助ける作用が期待できる導入美容液もありますね。
この他に美容液などの浸透が悪い原因の一つとして、毛穴にメイク汚れが残ったままの場合です。
これはクレンジングでも良いのですが、ウォーターピーリング器で汚れを浮かせて取り除くという方法もおすすめです。
日にちが経ったメイク汚れは取り除きにくいので、ウォーターピーリング器を使用する事で浸透が良くなる場合もあります。
また、アルカリイオン水のミストによりメイク汚れを浮かせて取り除くという角質ケアもあります。
こちらはエステ専売のものなどありましたが、ご自宅でのお手入れも出来るようになりました。
ピーリングよりもお肌に負担が少ないのでおすすめです。
これは私個人的な考えですが、家庭で行うピーリングは無理に行う必要はないと思います。
基本的にお肌の角質層は自然に剥がれ落ちるものです。
たとえ剥がれ落ちずにある程度残っていたとしても洗顔等で洗い流されてしまいます。
ピーリングによって化粧品の浸透が良くなったり、お肌が明るくなったりする事はあります。
ですが何故無理に取り除かなければならないのでしょうか。
洗顔後でもお肌は白く見えることはあります。それと同じではないでしょうか。
では洗顔ではどのようなものをしようするのか。
これは洗顔石鹸で洗い流すだけです。
石鹸はアルカリ性ですので、お肌の角質層を柔らかくする働きがあるんですね。
なので刺激を感じやすいお肌にはお勧めできませんが、お肌のごわつきを感じるならば角質層はしっかり出来ている証拠です。
なので洗顔石鹸を使用してもお肌に刺激は感じにくいという事になります。
角質層は雑菌などから守ってくれる働きがあります。
ピーリングを行うのであれば、洗顔で落としてあげましょう。もちろんゴシゴシ擦るのはNGです。
サンソリット スキンピールバーは肌質に合わせて選べる肌に優しいピーリング石鹸。色は青、緑、赤、黒の4色に分けられているのは目的に合わせて選びやすいよう工夫がされています。
初めてお使いの方には青のスキンピールバーがいいですよ。AHAが0.6%と肌に優しい配合量で、乾燥肌や敏感肌の方にもお使いいただけます(ちょっとピリピリする場合もありますので、肌に合わない場合は使用を中止しましょう)
青色の石鹸は普通肌や脂性肌の方もお使いいただけますが、もう少ししっかり角質を落としたい場合は緑のスキンピールバーが良いでしょう。
メレンゲの様な泡で優しく角質ケアをしましょう。泡パックもおすすめですよ。
まずはお試し品から
イルチはエステサロンでも使用されているハンガリー生まれのエステティックブランド。
泡の立たない洗顔料を使用した事がありますか?洗顔料は泡が立つ方が良い訳ではありません。泡が立つのは界面活性剤が含まれている為。
泡を立てない洗顔料でお肌の汚れが取れるのかな?と思いますよね。
むしろ界面活性剤を含まない洗顔料の方がお肌に優しく、必要な皮脂も余分に洗い流しにくいのです。
ブラックソープは天然の石鹸成分を含んでいますので、界面活性剤とは違い優しく汚れを洗い流してくれます。
古い角質も洗い流す作用が期待でき、ピーリングした後のようなスベスベ感を与えてくれます。
ご自宅でエステ体験。
中でもおすすめなのは薬剤を使わずに水や化粧水だけで行える「ウォーターピーリング」。
超微細振動毎秒28000回によりクレンジングでは落としきれない毛穴に残ったメイク汚れなどを取り除いて角質をクリーンに。
この他、化粧水などをお肌に届けるサポート(ビタミンC配合の化粧品)する機能などを4機能5モード搭載しています。
ワイヤレス充電式で使いやすく人気の高い美顔器です。
ただ、湿気の多い場所での保管はしないようにしましょう。