家庭用脱毛器の照射速度が早いメリットとデメリットは?。連続照射機能って何?


家庭用脱毛器には様々な機能が搭載されていますよね。


照射する時には照射ボタンを押して照射していきます。


機種によっては連続照射機能(機種により呼び名は変わります)が搭載されているものがあります。


では家庭用脱毛器を選ぶ際に、この連続照射機能は必要なのかをお伝え出来ればと思います。

連続照射機能って?

家庭用脱毛器に搭載されている連続照射機能とは
  • 肌に照射部分を密着させた時に、自動で照射してくれる機能
正確には自動連続照射機能でしょうか。


自動連続照射なので、照射ボタンを押さなくてもフラッシュしてくれます。


自動で照射だから照射間違えもある?と思われますが、ほとんどは肌密着センサーが付いています。


この機能により照射する為にはお肌に密着させていないとフラッシュせず、誤照射も防ぐ事が出来ます。


家庭用脱毛器は照射回数が決まっていますので、誤照射は出来るだけしたくないですね。

連続照射機能が早いメリットは?

連続照射機能が搭載されているメリットはなんでしょうか。



連続照射機能のメリットはトリートメント時間の短縮と照射する手間を省ける事です。


機種によっては1回目の照射後、次に照射されるまでは3~5秒程の間を置くものもあります。


照射時間が遅いのは出力を安定させる為に遅くなる場合があります。


しかし次に照射されるまでが長いと、使い続けるのが嫌になる原因にもなるので出来るだけ照射が早い機種を選ぶと良いでしょう。

トリートメント時間の短縮

照射する部位にもよりますが、トリートメントをするには時間が必要になります。



機種にもよりますが片脚の照射完了時間は、女性なら約5分、男性なら約8〜10分程。


連続照射機能を使用すれば、約2〜3分程ですが時間短縮が出来る場合があります。


じっくりと照射をする時間ばかりがある訳ではありません。


そんな時に連続照射機能を使えば広い部位への時間効率が上がります。


また連続照射機能は時間短縮だけでなく、照射ボタンを押しながら照射する必要が無いので手間も省けます。
 
 
連続照射なので、照射した部位から次の部位に移動するだけで照射してくれます。


連続照射機能は必ず必要ではありませんが、有ると便利な機能なので選ぶ時の目安にしてみて下さい。


しかし、そんな便利な連続照射機能でもデメリットはあります。

手間を省ける

連続照射は単発照射に比べて手間が省けてしまいます。

 

 

単発照射は、照射ボタンを押しながら行うので自身での操作が増えてしまいます。

 

 

照射面積も広いなら尚更手間も増えてしまいますので、広い面積をトリートメントする場合には連続照射がおすすめです。

 

 

一般的には足や腕、背中などに使用します。

 

 

家庭用脱毛器なので、背中を行うには誰かに行ってもらう必要がありますね。

 

連続照射機能のデメリット

デメリットとしては

  • 狭い部位には向かない
と思います。
自動連続照射機能はフラッシュボタンを押さなくてよいのですが、照射面積がある程度は広く出来ています。
 
トリートメントする時は照射部位を移動する必要がありますので、狭い部位の場合(指や脇、口周りなど)は重ねて照射してしまう可能性があります。


自分の意図しない部位で照射してしまうのは、やはりお肌が心配ですよね。


なので狭い部位を照射する時は単発照射する事をおすすめします


もちろん狭い部位に自動連続照射機能を使用しても良いのですが、その際は照射力を弱めて使うようにします。


それでも誤照射は使用回数を減らす原因にもなるので、やはり単発で照射する方が適切かと思います。


狭い部位なので、それ程の時間は掛からないと思いますよ。


また連続照射は光を出し続ける(肌に密着しないと照射はされない)ので、お肌を休ませたい場合には不向きかもしれません。

照射の早さは機種により違う?

単発照射でも自動連続照射でも、機種により照射の速さは異なります。


もちろん照射の速い方が時間も掛からず早めに終わらせる事が出来ます。


あまりにも照射するスピードが遅いと手が疲れてきてしまうので、照射の速い機種を選ぶと良いですね。


しかしながら照射スピードが速いから必ずしも良い訳ではありません。


照射スピードが速くなるデメリットとしては、安定して光をムダ毛に伝えきれない場合もあります。


これは出力のムラや光の波長が安定しないのでムダ毛に熱を伝えきれないのです。


そうなるとムダ毛は処理しきれず、バラバラに生えてきてしまいます。


照射漏れと同じと考えても良いでしょう。


なので必ずしも照射スピードが速い家庭用脱毛器が良いという事ではありませんが、時間を掛けて続ければ照射漏れのあったムダ毛も減毛する事は可能です。


照射スピードがある程度速く、照射も安定している機種と言えば据え置きタイプです。


その中でもケノンは照射スピードはそこそこに、光が安定しています。


これはコンデンサ(光を安定させる部品)の多さが関係しています。


他の機種でも1〜2個ですが、ケノンは4個搭載されています。


その分、光を蓄積出来て照射も安定するのですね。


照射の早さのみを取れば、ドクターエルミスゼロが早いです。


私も使用した事がありますが、トリートメントの時間はかなり短縮出来ました。


それでもケノンより実感出来る効果は遅くなりますが、フラッシュが速いのでストレスなく使えると思います。

 

自動連続照射機能と連続ショット機能は違う?

自動連続照射機能は上記でお伝えしたように、フラッシュボタンを押さなくても肌に密着させれば自動で照射してくれる機能です。


それとは別に連続ショット機能があります。ケノンではこの機能が搭載されています。
(機種により呼び名は違います)


この機能の特徴は肌に密着させると自動照射するのは同じですが、フラッシュを分割して行える機能です。


フラッシュを分割出来るというのは

  • 1回フラッシュ
  • 3回フラッシュ
  • 6回フラッシュ
などがあります。
通常であれば照射は1回ですが、3回フラッシュでは一回照射すると
「パッ、パッ、パッ!」
と1回のフラッシュ時に3回フラッシュするという事です。
6回ショットの場合は
「パッ、パッ、パッ、パッ、パッ、パッ!」
というように1回のフラッシュが6回に分割されて照射されます。
1回のフラッシュが分割されているので、フラッシュの速度はかなり早くなります。
照射を分割して行うだけなので、自動連続照射機能のように照射する部位を移動させて行いません。
この連続フラッシュを使用するメリットとしては、光が分割されるので痛みの軽減が出来る事です。

連続ショットはどんなメリットがある?

ケノンに搭載されている連続ショットはどんな時に必要なのでしょうか。


連続ショットは光が分割するので、照射力は弱まるものの痛みが軽減されるメリットがあります。


確かに照射力が弱まれば効果は薄くなると思われますが、弱い光でもムダ毛に連続で当てれば熱ダメージが蓄積されるという事でもあります。


なので照射レベルを高くしたいけど痛みが怖いという方は、期間は掛かりますが連続ショットを使用する事で効率よく熱が伝わり減毛効果が期待出来る事になります。


痛みが怖いという時には連続ショットを使用してみて下さい。


様々な機種で連続ショットは搭載されていますが、やはり蓄熱が安定するコンデンサの数が多い方が良いとされます。


連続ショットは光がまばらになりやすい(ムダ毛に熱ダメージが伝わりにくい)ので、安定した照射が必要になります。


その為にコンデンサは重要な役割を持っています。


連続ショットを使用したい場合には出来るだけ安定した照射が出来る脱毛器を使ってみて下さい。

 

連続自動照射機能は必要?

連続自動照射機能や連続ショットなど家庭用脱毛器でも様々な機能が搭載されています。


連続自動照射機能は殆どの家庭用脱毛器に採用されています。


連続自動照射機能が必要かと言うと、搭載されていた方が便利と言えます。


しかしながら照射スピードが遅い機種を選んでしまっては意味がありません。


照射スピードがあまりにも遅いのは脱毛器を続けなくなる場合もあります。


これは時間が掛かり過ぎるからです。連続自動照射だけでなく、単発照射も遅い機種があります。


連続自動照射だけでなく、単発で照射するスピードも視野に入れておくと良いですよ。

 

家庭用脱毛器には照射回数がある

家庭用脱毛器には照射回数というのがあります。

 

 

これは何回照射(フラッシュさせたら)使用出来なくなるというものです。

 

 

なので、照射回数が終了すればその家庭用脱毛器は使えなくなってしまいます。

 

 

だったら購入しても意味がない?

 

 

そうでもありません。

 

 

照射回数に制限はありますが、その回数は30万回~50万回とかなり多くなっています。

 

 

もっと多いのでは300万回などまめにお手入れをしない限り使いきるのは難しいですね。

 

 

注意しなければならないのはこの照射回数は照射レベル(出力)により減る回数が違ってくると言う事です。

 

 

例えば照射レベル1では減る回数が1回に対して、照射レベル10では5回消費します。これは機種により違いますのであくまでも目安にして下さい。

 

 

どのくらい使用できるかの目安ですが、腕、脇、足、Vゾーンで約250回照射したとします。

 

それをレベル10で月に8回行った場合

・250x5=1250消費

・1250x8回/月=10000回/月を消費

・10000x12ヶ月=12万回

 

単純に計算すると1年で12万回消費なので、30万回でも約3年は使用できます。

 

 

人により照射回数などは違うので変わりますが、家庭用脱毛器でもかなりのお手入れが出来ますね。