美容オイル(ピュアオイル)は乾燥肌に良いの?

スキンケアに良いとされる美容オイル。しかしその種類にも数種あるので、何を使用したら良いか分からなくてなってしまいますよね。

美容オイルは主に保湿で使用されますが、原料により特性が変わりますので良く理解してから使用したいものです。

ここでは、様々な美容オイルを絞ってご紹介したいと思います。

また、ここでの浸透とは角質層までの事です。

美容オイルとは

美容オイルは植物から取れる貴重なオイルで、スキンケアやヘアケアなどに利用されています。

食用のオイルと似てはいますが、化粧品の美容オイルを食用として使用する事はできません。化粧品用は酸化し難いように品質改良されている場合があり、体内で分解されにくくなっているからです。

反対に食用オイルを肌に使用は出来なくはないですが、酸化されやすい場合もあるので肌に悪影響が出る確率が高まります。

スキンケアに使用する場合は化粧品用を使用するようにしましょう。

使用目的は?

美容オイルなので保湿に使用するのではないかと思われていますが、主な目的は

○肌の水分を逃がさないように保護する 
○肌の柔軟性を高めて化粧品の浸透 
   を助ける 
○手や足のマッサージ 
○頭皮クレンジング 

などがあります。 

肌の保湿を保ちたい場合は、美容オイル単体だけでなく化粧水や美容液も使用するという事を覚えておきましょう。 

種類の違うオイルを使用しても上記の目的で使用できますが、原料により特性があります。目的に合わせて選べばより高い作用が期待できます。 

また、クレンジングとして使用する方もいらっしゃいますが、あまりおすすめはしません。 

通常クレンジング料には界面活性剤が含まれており、乳化作用によりメイクを水と一緒に洗い流しています。 

美容オイルには界面活性剤が含まれませんので、メイク落ちは弱くなり肌に残ってしまう場合があります。 

メイクが残ったままだと肌が荒れる原因にもなりますので、クレンジング料でしっかりと落としきりましょう。 

美容オイルの使用順序

お顔のスキンケアをする場合、洗顔後に使用します。
  1. クレンジング 
  2. 洗顔(必ず必要ではありません) 
  3. 美容オイル(ピュアオイル)
  4. 化粧水又は美容液 
の順番で使用します。この使い方はブースターの役割で使用します。 

オイルの種類によっては
  1. クレンジング 
  2. 洗顔 
  3. 化粧水や美容液、乳液 
  4. 美容オイル(ピュアオイル)
というように目的に合わせて使い分ける事も出来ます。この場合は保湿を閉じ込める用途で使用します。 

ボディケアはお風呂上がりに使用する事で、肌への浸透を良くしてくれます。

オイルの種類

オイルの種類には数種類ありますが、ここでは目的に合わせたオイルを絞ってご紹介したいと思います。

アルガンオイル

アルガンオイルはモロッコなどに生育されているアルガン樹の実から取れるオイルです。

アルガン樹は一年中雨が降らなくても育ち続ける生命力溢れるツリーです。

そんな強い木から取れる実の硬い種から取れる貴重なオイルにもぎっしりと栄養分が蓄えられています。

○ビタミンEが豊富

強い生命力力をもつアルガンはビタミンEが豊富に含まれ、抗酸化作用にも優れています。美白(シミの抑制)作用に活躍してくれるオイル。

お肌をら柔らかくしてくれる働きも期待出来るので、ブースターオイルとしても活躍します。

その他、頭皮クレンジングにも活躍してくれます。シャンプーの前に数滴手に取り頭皮に満遍なく付けていきます。

10〜20分くらいしたら洗い流せば、頭皮を健康に保つ作用が期待され、髪に元気を与えてくれます。        
ただしこれは毎日行うものではなく、週に一度くらいにしましょう。 

美白(シミ抑制)や頭皮のケアをしたいのであれば、アルガンオイルがおすすめです。 

ホホバオイル

ホホバの実はメキシコなどに生育するホホバの木から採取されるオイル。

「ロウ」とも呼ばれるホホバオイルは約10度以下になると固ってロウのようになります。

ミネラルが豊富で酸化に強い

ホホバオイルは非常に酸化しにくいので、他のオイルに比べて日中でも使用できます。

抗酸化に優れる他、アミノ酸を豊富に含んでいる為、痛んだ髪のケアにも活躍してくれます。

水分を逃がさない特性を活かし保護膜としてスキンケアに取り入れる事で、高い保湿効果が期待できるオイルです。

精製のものより、未精製のオイルが人気です。精製したオイルは特有の匂いや栄養分が未精製オイルに比べて少なくなっていますが、肌の弱い方向けです。

髪のケアや保湿をしたい方におすすめのオイルですね。

オリーブオイル

保湿の王様と知られているオリーブオイルは美容オイルだけでなく、食用オイルとしても活躍しています。

オリーブオイルには保湿に欠かせないオレイン酸が60パーセント以上、そしてスクワランも含有されています。

皮脂の一部にも含まれるオレイン酸は、抗酸化作用が高いのでお肌の大敵であるシミやシワが出来るのを遅らせる作用が期待できます。

スクワランは肌の皮脂にも含まれる成分で、年齢と共に減少していきます。

これはバリア機能としても働いている為、減少する事で乾燥を招く肌となる場合もあります。

保湿だけでなくエイジングケア(肌のお手入れ)にも活躍してくれる成分なんですね。

乾燥や肌が敏感になり始めたらオリーブオイルも視野に入れておきましょう。

アボカドオイル

アボカドにはミネラルが豊富に含まれているので、森のバターと呼ばれています。

化粧品で使用する目的としては、リノール酸やリノレン酸の必須脂肪酸に加えて酸化に強いオレイン酸の含有率が60パーセント以上です。

アボカドオイルは他のオイルに比べて重めのテクスチャーが特徴的です。

アンチエイジングには勿論ですが、その保湿力から髪や妊娠線の予防に使用される方が多い印象です。あまり多く髪につけ過ぎるとべっとりとしてしまうので、少量ずつ使用します。

ただアレルギーの出る方もいますので、最初にパッチテストをおすすめします。

精製方法を確認する

原料からオイルを抽出する方法として主に2種類あります。

溶剤を使用して抽出する方法と機械を使用して圧搾する方法があります。 

おすすめは圧搾抽出のコールドプレス製法。 

原料によっては温度が高いまま抽出すると成分が破壊され鮮度が悪くなるので、約50度以下で行います。ただ手間もかかり、あまり抽出出来ないので高価になります。 

この他にも抽出方法はありますが、美容オイルを選ぶ目安として、 
「熱による抽出はしていないか」 
「溶剤を使用していないか」などの抽出方法にも気を配ると良質な美容オイルを見つける目安になります。 

脂性肌の方には合わない事もある

美容オイルは頭皮ケアやスキンケア、踵や肘などのボディケアに活躍してくれます。

一方オイルでもありますから、多少のベタつきはあります。浸透が良いと言われますが、それでも多少のオイル感は残ります。

脂性肌の方には、このしっとり感が嫌だと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

オイルをつけるとニキビができる?

美容オイル(ピュアオイル)にはお肌に嬉しいオレイン酸やリノール酸などの皮脂に似た脂肪酸が含まれています。

人の肌にも皮脂を構成する脂肪酸がありますが、ニキビの原因になるアクネ菌は脂肪酸が多い場所に集まりニキビを発生させます。

こう考えると脂肪酸が増えればニキビが出来る、と思いがちです。しかしニキビは脂肪酸過多が直接の原因ではありません。ニキビは毛穴の詰まりによりによって出来ます。

これは知っている方が多いと思いますが、では何故毛穴が詰まるのでしょうか。

一つ言われているのが、肌の柔軟性が低下して毛穴の出口を狭めているという事です。

毛穴の出口が硬く狭いと皮脂が排出されにくくなります。その溜まった皮脂を餌にしてアクネ菌が増加する事でニキビを発生させます。

オイルをつけてもニキビになるというのはこういった原因がちゃんとあるんですね。肌に柔軟性があれば自然に排出してくれるんです。

あ、それと過剰なクレンジングでも炎症により毛穴を狭くする場合もありますので、あんまり擦り過ぎないように。

この他ホルモンバランスの乱れや不規制な生活などでもニキビは出来ますが、オイルをつけて起こるというのは原因が他にあるという事です。

美容オイルにはお肌を柔軟にする作用も期待されていますので、マッサージに使用する方もいらっしゃいます。また、化粧水や美容液などの浸透を助ける働きも期待されています。

目的に合わせた美容オイルを選ぶ

ここでご紹介しているオイル以外にもありますので、ご自身に合ったオイルも探してみてください。

アルガンオイル

  1. 抗酸化作用により日中でも使用可 
  2. 頭皮ケア 
  3. 化粧品のブースター 

ホホバオイル

  1. 化粧品の水分を逃がさないパック 
  2. 髪をコーティングしてダメージケア 

オリーブオイル

  1. 保湿に優れて乾燥肌の方におすすめ 
  2. バリア機能が低下している方

アボカドオイル

  1. 保湿に優れる 
  2. 髪のコーティングや妊娠線予防
上記の使用目的は一例なので、使用する場合の参考になさってくださいね。

美容オイルなので共通の目的は、乾燥した肌の潤いを守る為に使用できるという事です。

また、オイルの種類により合わない場合もありますのでご自身に合ったオイルを見つけてみましょう。