一般自転車とかママチャリのギア付きを見分ける。外装ギアと内装ギアの違い

内装ギアの見分け方

内装3段ギア
内装3段ギア

これが内装3段ギア付き自転車です。後ろの車輪左側にこのようなカバーが付いていたらそれは内装3段ギア付きです。


今は後ろ車輪右側に付いていますが、何年か前は左側に付いていたんです。



また、上の画像のようにカバーの色はグレーではなく、黒いカバーだったんですね。


内装ギアには3段ギアの他にも内装4段ギアから8段ギアまであります。構造や形は3段ギアとは全く違ってきます。

内装ギアのメリット

最大の特徴はメンテナンスフリーなのでオイルを注入したりする事はありません。



また耐久性も高く内部が壊れる事も少ないので安心して走行ができます。

 
ギアは1、2、3が有り1が一番軽いギアで2が少し重いギア、3が一番重いギアになります。

 
通常は2で走行する方が多いと思います。

 
1は登り坂で使用します。3はスピードが速くなった時に使用します。

 
スピードが出るとペダルを早く回転させないと走りません。


ペダルを重くする事により少ない回転で走行が出来るようになります。

 
逆に登り坂ではペダルが重いままだとチカラを入れて漕がなければなりません。


ペダルにチカラを入れてる時は回転が遅くなります。
 
登り坂ではそれだと登るのは困難になるので、ペダルを軽くし回転を早くして走行するようにしてます。

 
簡単に言えば路面状況に合わせてペダルにチカラを入れずに進むかチカラを入れて進むかをギアで選べるようにしています。
 
 

ペダルの重さはギア無しと同じ重さに出来る?

これは良く聞かれます。ギア無し自転車と同じ重さには出来ません。



1と2の間くらいがギア無しの重さくらいでしょう。


ただしギア比により変わるので、これが正しいとは言えません。あくまで目安にしていただくと良いかと思います。


内装ギアのデメリット

自転車の値段がギア無しや外装付き自転車と比べてかなり高くなります。



ギア付きなので坂道に対応はできますが、平坦な道を走行すると丁度良いギアの重さが無い、という方もいます。


これは今までギア無し自転車に乗られた方が思う場合が多いです。


また、内装ギア付きは自転車の重量もギア無しと比べて約2kg近く重くなるので、平坦な道をメインで走行するのであればギアはいりません。


では次に外装ギアについて見ていきましょう。

外装ギア付き自転車

外装ギア
外装ギア

これが外装ギア付き自転車です。



一般自転車に付いている多くがこのタイプなので、すぐに分かるかと思います。



外側にギアがむき出しになっているのがわかります。



ギア数は6段から有ます。


一般自転車(ママチャリ)は6〜7段ギア付きがありますが、ほとんどは6段ギア付きです。


内装ギアと同じく1が一番軽いギアで6が一番重いギアになります。

外装6段ギアシフター
外装6段ギアシフター

ギアが、何段に入っているかは手元のシフターで確認ができます。これは6段ギア用のシフターです。



主にグリップ式になっていて下に捻ると軽いギアになり、上に捻るとギアが重くなります。



内装3段ギアシフター
内装3段ギアシフター

これは内装ギアのグリップ式シフターです。



使い方は下に捻ると重いギアになり、上に捻ると軽いギアになります。



この他にレバー式のシフターが有りますが、今はほとんどの一般自転車にこのグリップ式のシフターが付いています。


外装ギアのメリット

最大の特徴はギアの重さが多く選べて、内装ギアよりも軽いギアが選べるようになります。



自転車の重量も内装ギア付きより多少は軽くなります。


登り坂や平坦な道でも対応出来るギアが選べますので快適な走行が可能です。


また、内装ギアよりもコストが安く済むので自転車の値段も抑えられます。

外装ギアのデメリット

構造が簡単に出来ている為、メンテナンスが必要になってきます。



ギアが剥き出しの状態なので、雨や汚れに弱く手入れをしまいままで置くとサビが出やすくなり、ギアも動きが悪くなります。


注油はこまめに行いましょう。


ギアの動きもスムーズに入らない事もあり、調整が内装ギアよりも比較的多くなる事もあります。


最初の調整が出来ていないとチェーンが外れやすい自転車となります。


あまり頻繁にチェーンが外れるようなら自転車店で見てもらいましょう。


ただ、これは初期の調整が狂っている場合です。


こう見ると外装ギアは壊れ易いイメージがありますが、壊れるのではなくメンテナンスや調整が内装ギアよりも多くなるということです。


確かにギアが外側にあるので衝撃には弱くなります。


ギア側から倒したり、ぶつけたりしないよう注意が必要です。


倒れてしまうとギアの動く部分は簡単に曲がります。


ただ今は殆どがこの外装ギアが多く販売されていますし、内装ギアにくらべコストも安く抑えられます。

内装?外装?どっちが良いか

どちらもメリット、デメリットがあるのでどっちが良いかというのはありません。

内装ギアなら
  1. 耐久性が高くメンテナンスフリーが良い
  2. 距離はそれ程乗らない

かなり前からあるギアなので、年齢層の高い方には内装ギア付きが良いイメージがあります。


丈夫さや安心感を求めるならこちらですね。


外装ギアなら
  1. 多くの路面状況に対応させたい
  2. 自転車の金額を抑えたい
  3. 注油をマメに行える
などを目安に選んでみてはいかがでしょうか。


殆どが外装ギアになってきています。


自転車のコストも上がってきているので、店頭に並べている自転車店も多くなってきています。


通勤や通学に使用する方も多くなってきていますので、種類も豊富で選びやすくなっています。


路面の状況も幅広く対応できます。


ギア無し自転車でも良い?

ギア無し自転車もメリットがあります。



なんと言ってもコストが安く済みます。



また、平坦な道が多いのであれば無理にギア付き自転車にしなくても大丈夫です。



自転車の重量も軽く、走行も軽くなります。


自転車の重量が重くなるという事はペダルの一漕ぎが重いという事にもなりますので路面の状態でギア無しを選ぶというのもアリですね。


いかがでしたか?


ちょっと難しくなってしまったかもしれませんね。


上手くお伝え出来ず申し訳ありません。


ギア付きで迷ってしまったら、まずは外装ギアを選ぶと良いかもしれませんね。


理由としては坂道や平坦な道に対応しやすい点とコストも比較的安価で、修理もしやすい点があります。


自転車店でも修理しやすいので、部品が置いてある場合も多いです。


更に外装付き自転車の種類も豊富なので、選ぶ楽しみが広がります。


まあ初期メンテナンスは内装ギアに比べると多くなりますが、すぐに壊れたというのは少ないように感じます。


なので私個人的には外装ギアですね。

ご参考にして頂ければと思います。

外装ギア付き自転車

V型フレームで乗りやすい設計かつファッション性も併せ持つ自転車。アクセントにパーツにブラウン色を採用。

かご付きの折りたたみ自転車で車に積んで出かける事も出来ます。ギアはグリップ式の6段ギア付きでタイヤの小ささもカバーします。

楽天で人気のミニベロ。独特のカラー使いが特徴でタイヤはホワイトをベースに車輪にもカラーをアクセントにしています。

グリップシフトで使いやすい6段ギア付き。

おしゃれに乗るにはミニベロがおすすめ。コンパクトなボディにスタイリッシュをプラスした自転車。タイヤの小ささは7段ギアでカバーしています。

手軽に乗れるクロスバイクでギアは6段。普段使いやちょっとしたサイクリングにも最適。カラーは6種類あり、どれも個性的です。