イルチのオーガニックブラックソープを使ってみた感想。メリットとデメリット


イルチと言えばオーガニックのローズヒップを使用した化粧品で有名です。


以前は化粧水の要らないローズヒップ美容液をご紹介しましたが、今回はローズヒップを余す事なく使用した軟石鹸のブラックソープを使用してみましたのでご紹介したいと思います。


ブラックソープは元々サロン専売でしたが、通販などでも購入出来るようになり、ご自宅でも使用が可能になりました。

ブラックソープって?

ブラックソープはアマニ種子油や長期発酵されたハーブを使いオーガニックに拘った軟石鹸。


ハーブを基調とした柔らかい軟石鹸なので、黒蜜のようなテクスチャーで汚れを絡めとり美肌へ導いてくれます。

ブラックソープのメリット

ブラックソープは柔らかい軟石鹸で、顔に馴染みやすく塗り広げられます。


そのメリットとしては泡立てずに洗顔をするので、手間を省く事が出来ます。


さらに洗浄力は強めなので、肌がごわつく方や皮脂汚れが気になる方にピッタリの洗顔料。


個人的にはターンオーバーが遅くなる30代からの方におすすめ。


洗浄力が強いのは弱アルカリ性である為です。


なので必要以上にお肌を擦るのはやめましょうね。


使用してみたところ、少しの洗顔でも皮脂は洗い流されているのが実感出来ました。


洗顔は1分以内に終わらせた方がいいですね。


ブラックソープのメリットは黒い色にもあります。


これはイクタモールというミネラル豊富な成分によるもの。


収斂(しゅうれん)作用も期待出来る成分なので、毛穴ケアにも良いのかもしれません。


毛穴ケアと言っても本来持っている毛穴が小さくなったりする事はありません。


皮脂の過剰な分泌を抑制する程度でしょう。


イクタモールは湿布などにも使われる成分で、腰痛や炎症を鎮めるものなどにも使用され独特な香りもあります。


ブラックソープの独特な香りはこのイクタモールが関係しているかも知れませんね。


刺激の強い成分としても知られていますが、これは濃度が高い場合かと思います。


ブラックソープの成分表には中間から下に記載されていますので、それ程濃度は高くないですね。


実際使用しても刺激は感じませんでした。
(個人差があります)


アマニ種子がベースになっていますので洗い上がりがしっとりしますが、洗浄力が強いので早めに保湿しました。


私は洗顔する前に美容オイルを使用していますが、その美容オイル特有のヌルつきが無くなるくらい洗い流してくれます。


またブラックソープはスペシャルケアとして、お肌に塗ったまま1〜2分放置します。


その後洗い流す事でピーリングのような作用も期待できます。


お肌がごわついて化粧品の馴染みが悪いという方は2週間に1度くらいに試してみると良いでしょう。

ブラックソープのデメリット

大好きなブラックソープのデメリットは、まず独特な香りがあります。


初めて使用した時は、顔に付けた瞬間
「ん?何この香り...」
と言う位独特。


嫌いな方はここでダメ!と思ってしまいます。


通常洗顔料ってとても良い香りが広がって、心地よい洗顔が出来ますよね。


しかしこのブラックソープは植物の熟成された香りが、顔面に染み渡ります。


ちょっと苦手な方は苦手だと思います。


ただそれは最初だけで、慣れてくると全く気にならなくなります。


それともう一つデメリットがあります。


目に入ると漏れなく激痛が体感できます。


いゃ〜、あれは目が見えなくなるかと思いました。マジ激痛。


なので、完全に洗い流すまでは目に入らないように注意しましょう。


そして洗顔料は肌質に合わせて選ばなければなりません。


ブラックソープは先程もお伝えしたように、洗浄力は強めです。


角質が整っている方にはおすすめですが、乾燥肌の方にはおすすめ出来ません。


乾燥肌はご存じの方も多いと思いますが、角質が乱れた状態です。


キメが整っていないので、皮がめくれて白く浮き出ている場合もあります。


また敏感肌の方も同様におすすめは出来ません。


そんなお肌の方が使用した場合にはお肌を痛めつけてしまう事もあります。


勘違いをして洗浄力の強い洗顔料を使用すれば、剥がれかかっている角質を洗い流す事が出来る!と思っているのは間違いです。


このような乾燥肌の方は弱めの洗顔料を使用しましょう。


皮脂を適度に残すような洗顔料です。


おすすめは植物オイルベースの洗顔石鹸など。


植物オイルベースならば皮脂を洗い流しにくいので、角質形成の手助けをしてくれるでしょう。

泡立てなくて良い

洗顔料は泡立てて、その泡で優しく洗うのが殆どです。


ブラックソープは泡立てずに洗顔をします。


泡が立たないのではなく、泡立てない洗顔料です。


水を加えて泡立てようとすれば、少し泡は立ちます。


泡を立てる必要が無いので、面倒な作業も要らず泡立てネットも必要ありません。


泡で洗わなくてもお肌への負担は少ないのです。


これはヌルっとした軟石鹸により手とお肌のクッションになっているからですね。優しくクルクルと回して洗って下さい。


ちなみに洗顔フォームなどのようにポンプで泡立てる方は泡立てる為の界面活性剤が配合されていますので、こちらの方がお肌への負担は高くなります。


ブラックソープは天然の石鹸成分なので、お肌への負担は比較的軽くなります。

こんな方におすすめ

使ってみた感じは結構洗浄力があるとお伝えしました。



これから使ってみたい方も居ると思いますので、ちょっと試してみました。


実際に同じ場所を洗顔してみましたが、小鼻に白ニキビが出来てしまった〜!


まぁこれは擦り過ぎた私が悪いんですが。


泡洗顔だとそうでもなかったんですが、やはり石鹸成分なので洗浄力は強めでした。


その分、汚れた皮脂などは10秒くらいお肌全体を滑らせるだけで落とせている感はありますね。


ただ肌荒れしている方には多少の刺激を感じるかもしれませんので、使用しない方が良いでしょうね。


あとはピーリングのようなツルツルな仕上がりを求めている方。是非一度使ってみてはいかがでしょう。


しっかりした洗い上がりの洗顔料を探している方。


お肌を柔らかくするリノレン酸も豊富に含まれていますので、化粧水などのブースターとしても期待出来ます。


サンプルもありますので、そちらから試してみるのをおすすめします。


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オーガニック洗顔料でも様々

オーガニック洗顔料と聞くと、なんかお肌に優しい感じがしますよね。


オーガニック栽培は無農薬栽培された植物なので、お肌に使用するなら是非選びたいものです。


しかしながら洗浄力とオーガニック栽培は関係はありません。


まずはご自身がどのような肌質なのかを知る必要があります。


洗浄力が高めの洗顔料で洗っていればお肌がキレイになると言う事ではありません。


ブラックソープは優れた洗顔料ではありますが、肌質を間違って使用すればお肌が荒れてしまう事もあります。


また毎日何度も洗顔すれば良いものでもありません。


この辺も間違わないようにしましょう。


ブラックソープは
  • 古い角質を洗い流したい方
  • 角質がごわつく方
におすすめです。


もし乾燥気味の方が使用するなら、洗顔の時間は20秒程度で十分です。


その際は手早く優しく行いましょう。


まずは角質を育てる事が大事です。
(先天性の乾燥肌の方以外)


お肌をキレイに見せるには角質が整っている事が大事です。


洗顔だけではキレイになりません。


オーガニック洗顔料だと思って長めの洗顔だけはしないようにお願いします。