脇が臭う原因は?対策方法を考えてみる

小さい頃はニオイも気にならなかったのに、大人になるにつれて気になりだします。

特に脇の汗やニオイが気になりだすのは中、高生の頃ではないでしょうか。

自分ではあまり気にならなかったけど、周りがニオイに敏感になり気付く事もあります。

この脇の汗やニオイに悩まれている方は真剣に悩んでいる事と思います。

症状が軽度の方は販売されているデオドラント剤である程度抑制はできますが、全く抑制する事が出来ない方がいらっしゃいるのも事実です。

ここでは軽度の方に向けた製品や対策方法などをご紹介していきます。

脇汗が臭う原因は?

脇の下にはアポクリン汗腺があるので、老廃物や皮脂が出る汗腺。粘りがある汗が特徴的ですね。

この汗腺は耳、脇、おへそ、陰部や足の裏にあります。

臭いが出る原因としては、この汗に含まれる物質が常在菌により分解されます。

この分解された汗が酸化する事により臭いが出てしまう訳なんです。

臭いは人それぞれ違います。これは汗に含まれる物質や常在菌の数に違いがあるためと言われています。

ならばこの常在菌が無くなれば良い、という訳ではありません。

なぜなら常在菌は皮脂膜を作り、弱酸性のお肌を保ってくれているからです。

もしこの菌が無くなれば違う菌が繁殖し、肌トラブルを招いてしまいますね。

アポクリン汗腺から出た汗には雑菌が繁殖しやすくなっていますので、嫌な臭いを防ぐには細菌を繁殖させないようにするか汗を抑える事が必要になります。

手汗と同様で完全に汗を防ぐ事は出来ませんが、汗に含まれる脂質などが少なくなればある程度の臭いは防げるようになります。

脇のニオイは夏よりも冬の方が強くなる傾向がある

夏は汗が多く分泌される為、臭いが気になる季節ですよね。

しかし、そんな夏よりも冬の方が体臭は強くなるのをご存知でしたか?

冬は汗が少なくなりますが、本来汗はサラサラしています。

これは中に含まれるミネラルを体内に戻す濾過機能が活躍しているからです。

冬になり汗を分泌しなくなると、濾過機能は衰えマグネシウムなどのミネラルを含んだ粘りのある汗をかきやすい為、菌(皮脂常在菌)の繁殖しやすい環境となります。

汗の元は血液であり、更にこの血液から赤血球を抜いたものが「けっしょう」と呼ばれミネラルを含んだ汗です。

毛穴には濾過機能があり、ミネラル分を含んだ汗はここでお肌に吸収され水分となり排出されます。

しかし濾過機能が正常に働かないとミネラルを含んだ粘ついた汗が外部に出てニオイの元となります。

普段から汗をかく身体づくりも重要となりますので、適度な運動をする事も必要になります。

また汗をかかないからと言って大丈夫と思っても、臭いの元は出されているんです。

ストレスや寝不足、肉中心の生活でもニオイはキツくなる傾向にありますので、私生活の見直しも行ってみましょう。

制汗剤は多く使い過ぎると逆効果?

体臭や脇の臭いを防ぐクリームなどは多く使用し過ぎると逆に臭いを強くしてしまう場合もあります。

これは先に使用した成分に汗が残り、雑菌が繁殖する為と言われています。

2回目以降使用する場合は先に使用した成分を拭き取ってからなど工夫が必要です。

次の日に使用する場合は、必ず落としきるようにしましょう。

人によりニオイは異なる

身体から発する汗は本来は無臭です。汗が黄ばんでしまうのはアポクリン汗腺から出る汗です。

上記でも記載したように、タンパク質や脂質が大好きな細菌や雑菌により分解され臭いを出しますのが、人により臭いの違いがあるのは汗に含まれる成分や物質が違う為です。

臭いが違っても好まれるものではないので、少し臭うなと思ったらそれは「ワキガ」かもしれません。

また、耳垢が湿っている方はワキガの可能性もあると言われていますのでチェックしてみましょう。

洗浄は丁寧に行う

臭いは細菌や雑菌である事がわかりましたので、まずはよく洗う事を行なってみましょう。

洗った後はよく乾燥させます。

こうする事で臭いの元をある程度断つ事ができます。

洗う時は丁寧に行う事が重要と考えます。

臭いが気になるので、脇を洗う時間は長めに行っていますか?

ちょっと強めに擦ってみたりしていませんか?

でもこれは間違いな洗い方です。

皮膚は元々バリア機能が働いています。

しかしゴシゴシと長めに洗う事で皮脂膜や角質層を落としすぎ、または傷つけてしまう事もあります。

良く思い出してみて下さい。

臭いの原因は汗が分解されたものです。

この分解された汗は弱酸性を保つ為に必要なものなので、皮脂膜が洗い流され過ぎると皮脂や汗の分泌量が多くなってしまいます。

皮脂膜は皮脂と汗が混ざり合って出来ている為です。

なのでゴシゴシと洗ったとしても逆効果になり、余計に臭いが酷くなる事もあります。

また、傷いた皮膚はメラニン色素を活性させて炎症性色素炎となり、脇の下が黒ずんでしまう場合もあります。

洗う時は泡立てた洗浄剤で優しくスポンジ、または手だけで洗うようにしましょう。

ニオイ対策に漢方もある

漢方の中でも汗に比較的有効とされているのが
「ボウギトウイオウ」という漢方があります。

これは汗の分泌を抑制してくれる作用が期待されていますので、漢方を取り扱う薬局などで相談してみましょう。

ですが体質により合わない場合もありますので、強くはおすすめしません。

おすすめの制汗剤とデオドラント

脇の臭いを防ぐには汗をかいても雑菌を増やさないようにするのが効果的ですが、臭いの元を防いでも汗シミなどが気になりますよね。


もちろん汗がでても臭わない方はいらっしゃいますが、出来れば汗シミも同時に防げれば尚良いかと思います。

 

使いやすいのがロールオンタイプ。

肌に触れる部分が丸くなっており、肌に密着してクリームのように出して塗り広げなくても肌に滑らすだけでムラなく塗り広げられます。

そんなロールオンタイプで全身に使用出来る制汗剤と脇臭対策のデオドラントのセットがあります。

制汗剤は全身に使用出来ます。もちろん手汗対策にもOKです。

デオドラントは脇のみに使用可能です。

他の部位には使用できませんので注意してくださいね。それだけ脇臭に焦点を当てて製造されているという事です。

また、デオドラントは塗り広げた後に液が残っている場合はふき取る事と、夜または翌朝には塗り広げた成分を綺麗に洗うかふき取るようにしましょう。

多少ピリピリとする場合もあります。

使用を少し続けて刺激が無くなるなら大丈夫ですが、お肌に合わない場合はすぐに使用を中止しましょう。


脇毛を抜く

これは私も試した事がありますが、実は臭いがある程度抑制されるのには驚きました。

多分、毛を抜く事により毛穴が小さくなる為なのかと思います。

脱毛している方には全く無意味な方法です。

アポクリン汗腺から分泌を抑えれば、臭いは軽減される場合があります。

ですが、この方法はおすすめしません。まずめちゃくちゃ痛い!

初めて抜いた時はこの世とは思えぬ変な声が出ましたね。しかし必ず臭いが抑えられる訳でも無いですし。

それに毛穴を傷つけてしまい、逆に臭いが酷くなる場合もありますから止めましょう。

でも緊急事態の時には役に立つ?かな。