足のむくみ対策。着圧ストッキングの選び方は?

長時間のデスクワークや立ち仕事など、同じ姿勢をしていると足がパンパンになる事ありますよね。通常血液は足の筋肉を動かす事で筋肉により押し上げられ、心臓に戻します。

長時間同じ姿勢でいると一時的に筋肉が衰えてポンプ機能が弱まります。そうすると血液が押し戻されず血管内の水分が余計に浸み出しむくみを引き起こします。

むくみがあまり続くようならば隠れた病気の可能性もあります。気分が悪くなる場合は受診をおすすめします。

さて、そんな一時的なむくみを解消するにはどのようにすれば良いんでしょうか。

足の浮腫み対策は適度な運動をする

やはり一番効果的なのは運動をして、ふくらはぎの筋肉を鍛える事です。むくみは男性よりも女性の方が圧倒的に多いのは筋肉量が少ない為です。

ウォーキングやランニングは効果的と言われていますが、運動が終わった後のストレッチやマッサージを怠ると浮腫みが酷くなってしまう場合もあります。

これは筋肉の疲れによるものなので、必ず行う事をおすすめします。

この他につま先と踵を交互に上げ下げを繰り返す運動です。これはデスクワーク時にも出来る手軽な運動。

ポンプの役目をするふくらはぎを動かす事で血流を良くしたり、足に溜まった水分を戻す働きが期待できます。

ただ仕事中にあまりやり過ぎると変な目で見られるのでコッソリ行なってね。

足のむくみが現れてもふくらはぎの筋肉を動かすことで、ある程度解消される場合もあります。

でも運動なんて面倒くさい!という方の為にあるのが着圧ストッキングやソックスですよね。かなり幅広く知られている製品ですね。

でも、どれを選んで良いか分からない方に着圧ストッキングやソックスの選び方をご紹介しますね。

着圧ストッキングの選び方

着圧ストッキングと弾性ストッキングがあるのはご存知でしょうか。

一般的に着圧ストッキングは市販のもので、治療目的ではありません。弾性ストッキングは治療目的で作られているので強度や圧力が強く、専門の医師により出されるものです。

着圧ストッキングだからと何でも選んでしまうとキツくて履けなかったなどの失敗に繋がります。

ストッキングに圧力がありますので、どの程度に浮腫(むく)んでしまうのかをご自身が把握しておく事も重要です。

種類もハイソックスタイプ、ストッキングタイプ、オープントゥタイプなどがあります。

人気なのは、つま先が空いて履きやすい
オープントゥタイプです。足が蒸れにくいのが特徴です。

選ぶ時は自身の足首周、ふくらはぎ周径、大腿周径を測っておきましょう。基本は足首周径で選ぶようになります。浮腫んでいる時は約1〜2パーセントくらい増します。

着圧ストッキングの圧力は、弱圧、中圧、強圧があり、圧力の単位は
hpa(ヘクトパスカル)やmmhg(ミリハーゲ)が使用されています。

通常軽い浮腫みの場合は足首圧18〜20hpa以下を使用します。

浮腫みが中程度なら足首圧21〜28hpa

酷い時は足首圧29〜35hpaくらいを選んでみましょう。

その時により浮腫みの酷さも違うので、出来れば圧力の違うものを所持しておくと良いでしょう。

他にもストッキングにデニールという糸の太さを表す単位があります。数値が大きければ糸の太さが太くなります。1デニールは9000m伸ばした糸の質量が1gとなっているみたいですね。

浮腫み防止に140デニールのストッキングを使用したがあまり効果はなかったが、200以上のものを使用したら実感出来たなど、浮腫みの程度により使い分ける目安にもなります。

圧力をサポートする役目や強度などにも関係してきます。またデニールが高いと履きにくくもなってきます。

デニールが高いから圧力が高くなる訳ではありませんので選ぶ時は注意して下さいね。

一般的に糸の細いものは
ストッキング(30den未満)
太いものはタイツ(30den以上)と呼ばれています。

ちなみにデニールが高いものを使用すると透け感は殆どなくなります。
(大体100以上。あくまでも目安にして下さい)

昼用と夜用がある

これはもう知っている方は多いと思います。ですが、就寝の時により効果が高いと思って圧力の高いものを使用されている方はいらっしゃいませんか? 

これは翌朝の浮腫みを抑えるのではなく、むしろ逆効果になってしまいます。就寝中は足の静脈圧も下がるのでストッキングの圧力が強すぎるものは避けるようにします。 

昼用は圧力が弱圧から強圧まで使用しますが、就寝時に使用する場合は夜用の弱圧のみを使用します。

もし就寝時に使用する場合は
足首圧15〜18hpa以下が良いとされています。

市販と医療用の違い

市販されている弾性ストッキングは主な目的は足の血行とリンパ液の流れを助け、浮腫みにならないようにする目的があります。

一方で医療用は下肢静脈瘤や激しい浮腫み悩んでる方の治療を目的としている為、市販のものよりも効果が期待できます。

また、強度なども上がる為、酷い浮腫みで悩んでいる場合は専門の医師に相談するのが良いかもしれません。

足痩せの効果は?

着圧ストッキングを使用し続けても足痩せの効果は殆どありません。

しかし、足が痩せているように見せる効果はあり、正しいサイズ・圧力を選択すれば無理なく足に負担を掛けず、血行の流れを助けてくれるでしょう。

血行やリンパの流れが良くなると足が軽いと思うようにもなりますので、最近ちょっと足がダルいとか重いと感じる場合は着圧ストッキングやソックスを使用してみるのも良いでしょう。

素材が合わない場合も

素材は製品により異なりますが、ナイロンやポリウレタン、シルク、綿などがあります。綿などは比較的肌に優しいのですが、皮膚の弱い方もいらっしゃいますので、赤みや痒みが出る場合もあります。

通常のストッキングはナイロンやポリウレタンが使用されています。この肌触りが苦手!という方もいますよね。

そんな方は綿で覆われているものなどを使用してみましょう。綿素材の着圧ストッキングなどは夜用が多いです。

素材によっては直ぐにだるだるになる物もあります。

履く時がキツイ

着圧ストッキングは圧力がある分、履く時はちょっとキツめです。
  1. ストッキングの中に手入れて踵の部分をつまむ 
  2. 入れた手を引き、摘んだ踵の部分まで裏返す。この時全て裏返さないように
  3. 足のつま先から入れて踵をストッキングの踵部に合わせる 
  4. ストッキングを足首まで履く。この時しっかり踵の部分を合わせる 
  5. 後はゆっくりと上まで履いていきます。 
注意点として 
  1. シワが無いように履く 
  2. 上まで無理に引き上げない 
  3. 爪で傷を付けないようにする 
シワや傷が付いてしまうと圧力が分散されて、効果が弱まりますので注意しましょうね。慣れるとハイソックスタイプで15〜30秒位で履けますよ(片足)。 

立ち仕事やデスクワークが中心の方に

一日中同じ姿勢でいる事により浮腫んでしまう御御足。仕事終わりに帰ろうとブーツを履こうとしてもなかなか履けない事もありますよね。

筋肉の運動が出来ないから仕方ないと言えばそうなんですが、やはりそのままでは足がダルいし重いし気分が乗らないなどあります。

そういった方の為に着圧ストッキングやソックスはサポートをしてくれる強い味方です。

デメリットもある着圧ストッキングですが、一度効果を実感すると手放せなくなると思います。特に立ち仕事やデスクワークの方で足がパンパンだ!という方にはおすすめではないでしょうか。

ただ無理に使用するのも良くありませんので、あまりにも浮腫みが続いて体がダルいなどがあれば専門の医師に相談しましょうね。

浮腫みの酷い方に

魔法のキュットスリム
ストッキングは足首圧34hpaでかなり強めの設計。ふくらはぎは23hpa、太ももは17hpaとなっています。

ハイソックスは33hpa、太ももは23hpa。どちらも申し分ない圧力で足首の血流を助けてくれます。

素材はどちらもライクラファイバーにナイロンを特殊な編み方で巻いているので、通常のストッキングよりもサポート力がアップしています。

ライクラファイバーは元の長さより約4〜7倍の伸長性能と、伸びても元の長さに戻る性能があり伸縮にも強い素材です。

ストッキング素材ですから、合わない方もいらっしゃるかもしれませんね。